大丸工業の事業
Overview
鋳物は、社会のあらゆる場所で活躍しています。
たとえば、蛇口・マンホール・自動車の部品など、現代の生活にかかせません。
大丸工業が主に扱う銅合金は、人類がはじめて使った金属と言われていて、その歴史は古く、生活への密着度は高くなっています。
このページでは、あなたのすぐそばで活躍している、大丸工業の「鋳物」を少しご紹介いたします。
Case 1 こんな鋳物を作っています
”縁の下の力持ち” 一般バルブ!
一般的なバルブのほとんどは、縁の下の力持ち。壁の向こう側や、マンホールのふたの下、水の流れている「配管設備のあるところ」で活躍しています。大丸工業のバルブは例えば、上場企業の本社ビルや都市部の大型商業施設・官公庁・大学・ホテル・船舶・公共交通機関等幅広い場面でご使用いただいており、社会インフラを支えています。グローブバルブ・ボールバルブ・バタフライバルブ等々、いろんな形・いろんな用途のバルブがあり、種類も活躍の範囲もとても幅広い。あなたの身近にあるバルブ、そのバルブは大丸の鋳物でできているかもしれません。
Case 2 こんな鋳物を作っています
”暮らしに密着” 水栓部品!
水栓部品と一口に言っても、用途や場所によって、様々な種類・大きさのものがあります。
おうちの中を想像してください。キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・・・お水の出る所には、蛇口や・水道管があり、そこには水栓部品があります。学校の中はどうでしょう?手洗い場やトイレだけでなく、理科室・調理室・給食室・プール等、蛇口がたくさんありますね。蛇口の下には、排水設備あり、水道管が広がっています。これらまとめて水栓部品です。弊社の扱う銅の色のイメージは、「銅メダル」のような鈍い金色。でも水道は、ピカピカのシルバー。こちら、青銅で作った鋳物にバフ研磨・メッキ処理が施されているため、このように鏡のように反射する綺麗なシルバーの製品になります。大連大丸では、この「バフメッキ加工付き」の水栓部品の量産を行っており、自動研磨機が活躍しています。弊社の得意とする分野です。
Case 3 こんな鋳物を作っています
”実はこんなところに” 電磁弁!
電磁弁は、「ソレノイドバルブ」とも言われ、最近大丸工業によくご用命をいただく種類のバルブです。電磁弁は、電磁石に電流を流したり、止めたりすることで、流体の流れを止めたり、向きを変えたりといった制御が、遠隔でできるようになるバルブです。生活の中のどこで活躍しているかというと、例えば植物を育てているプラント、石油化学のプラントなど、水や液体やガスが流れ、流れる量や方向をコントロールする設備が必要な場所で、見かけることができます。一番身近なところでは、レストラン等で見かける手をかざすと水が出てくる自動手洗い機があります。様々な分野で活躍している電磁弁ですが、大丸工業の携わらせていただいている電磁弁は、空調設備や工場内の流体制御用です。
Case 4 こんな鋳物を作っています
”交通を支える” 電車の部品!
生活にかかせない交通機関「鉄道」。鉄道車両の下の方を見てみますと「ボールコック」という部品があります。
安全安心な走行で、乗客・乗務員を無事に目的地まで運ぶため、日夜車両の下の方でがんばって働いています、
現在は、新しい機構のものに代わっており、日本ではあまり見かけなくなりましたが、海外では現役、まだまだ活躍中。大丸工業の鋳物は、世界でもひっそり活躍中。実は京都の鉄道博物館に行きますと、弊社の鋳物で作られた電車の部品が展示されています。お立ち寄りの際は探してみてください。